おゆみ野店店長コラム「こーひーの丁寧なハナシ」
第149回【アイスこーひーの季節2024】
こんにちは。長かったゴールデンウイークも残りあと1日となりました。僕の体感としては土日と定休日の月曜日に祝日が重なっていたので、例年以上にゴールデンウイーク感を感じない日々となりました。最終日の明日月曜日は子供達を連れて千葉の実家に帰って、娘の誕生日と子供の日をお祝いします。
今迄は子供達の休みを僕の休みに合わせていたので、店が定休日の日に実家にも連れて行きやすかったのですが、息子が小学生になると月曜祝日や夏休み等にならないと休みが合わないので、機会が合う時はなるべく連れていきたい思っています。
4月から夏日のような暑い日があったかと思うと肌寒い雨模様の日もあったりと、まだまだ気候が不安定な時期ですが、春から初夏へ季節が移り変わってきたので、今年もさかもとこーひーのアイスこーひーの作り方を改めてご案内したいと思います。
アイスこーひーの淹れ方
・オン・ザ・ロック(キレ良く豊かな味わい)
お好みのホットの淹れ方から
お湯の量のみを6割位に減らして下さい。(挽き目、粉の量、湯温は変えないで下さい)
そうして出来上がった少ない量の濃い目のこーひーを
氷をたっぷり入れたグラスに一気に注ぎ、かき混ぜて急冷します。
氷が溶けるとちょうど良い量になって出来上がりです。
冷水ポット等で冷蔵庫で保存しても1日くらいは劣化が遅く、キレの良さがあります。
・水出しアイスこーひー(スッキリ軽やか優しい味わい)
1Lの水に対して、50gの細挽きの粉を入れて冷蔵庫でひと晩で出来上がりです。
氷で急冷も水出しも、濃いめ、薄めは粉の量で加減してください。
コーヒーバッグでアイスこーひー
・水出しアイスこーひー
コーヒーバッグ1個に対し水500ccを目安に、冷水ポットやタンブラーに入れて
冷蔵庫で1晩で出来上がりです。(注ぐ前にかき混ぜて下さい)
*特上フレンチ&特上アイスコーヒー、深煎りグアテマラのような
深煎り感のあるものの方が味が出やすいのでオススメです。
・オン・ザ・ロック
コーヒーバッグ1個を150cc位のお湯で濃い目に出し
氷をたっぷり入れたグラスに一気に注ぎ、かき混ぜて急冷します。
氷が溶けるとちょうど良い量になって出来上がりです。
基本はお好みのホットの淹れ方と同じ方法(細挽き・95℃以上の熱湯・粉少なめ・ドリップは蒸らしなし)で
お湯の量だけホットの時の6割程度に減らして濃い目に抽出されたものを
氷を敷き詰めたグラスやサーバーに一気に注いでかき混ぜて急冷
となります。選ぶ豆は
しっかり濃いめ・ビターな味わいが好きなら深煎り系
軽やかにスッキリ飲みたいなら浅煎り系
フルーティーで上品な味わいがお好みならモカやタンザニアといった華やか系
際立つ魅力のシングルオリジンを使ったアイスこーひーもまた魅力的です。
要は「基本の淹れ方だけ守って自分のお気に入りのこーひーをアイスで楽しんだらええやん」というだけの話なので、変に堅苦しく難しく考えずにカジュアルにアイスこーひーを楽しんで、これからやってくる暑い夏を乗り切って欲しいなと思う訳です。
2024年5月5日
坂本壮太
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